中3英語「受動態」の問題・定期テスト対策
受動態の要点を、例文とよくある間違いから確かめます。読んだあとは、そのまま67問の演習に進めます。
受動態とは
受動態は「〜される」「〜されている」を表す形で、〈be動詞 + 過去分詞〉でつくります。
ふつうの文(能動態)が「だれが何をするか」を伝えるのに対して、受動態は「何がどうされるか」に注目します。行為をする人を言う必要がなければ、書かなくてもかまいません。
中3では能動態との書きかえがよく出ます。目的語を主語に動かして組み立て直すので、手順を覚えておくと確実に解けます。
定期テストで理解しておきたいポイント
〈be動詞 + 過去分詞〉でつくる
be動詞は主語と時制に合わせて am / is / are / was / were を選びます。
過去分詞は、規則動詞なら過去形と同じ形(ed)ですが、不規則動詞は別の形になることがあります。
時制を決めるのは be動詞のほうです。過去分詞は形を変えません。
This room is cleaned every day.
この部屋は毎日そうじされます。
The letter was written in English.
その手紙は英語で書かれていました。
過去のことなので be動詞が was になっています。
行為をする人は by で表す
「〜によって」を表すときは by のあとに置きます。
だれがしたかを言う必要がないときや、はっきりしないときは by 以下を省きます。実際には省くことのほうが多いです。
This picture was painted by my grandfather.
この絵はわたしの祖父によって描かれました。
The store is closed on Mondays.
その店は月曜日は閉まっています。
だれが閉めるかは重要でないので by を書きません。
能動態から受動態への書きかえ手順
1つめ。もとの文の目的語を、新しい文の主語にします。
2つめ。動詞を〈be動詞 + 過去分詞〉に変えます。be動詞はもとの文の時制に合わせ、新しい主語に合わせて形を選びます。
3つめ。もとの主語を by のあとに置きます。必要なければ省きます。
Many people love this song.
多くの人がこの歌を愛しています。
これを受動態にすると次の文になります。
This song is loved by many people.
この歌は多くの人に愛されています。
否定文・疑問文は be動詞のきまりどおり
否定文は be動詞のうしろに not を置きます。
疑問文は be動詞を主語の前に出します。do や does は使いません。
This book is not sold here.
この本はここでは売られていません。
Was this temple built in 1600? — Yes, it was.
この寺は1600年に建てられたのですか。— はい、そうです。
by 以外の前置詞を使う言い方
受動態の形なのに by を使わない、決まった言い方があります。
be known to 〜(〜に知られている)、be covered with 〜(〜でおおわれている)、be made of 〜 / be made from 〜(〜でできている)などです。
そのまま覚えてしまうのが近道です。
The mountain was covered with snow.
その山は雪でおおわれていました。
His name is known to everyone in this town.
彼の名前はこの町のみんなに知られています。
よくある間違い
テストで減点されやすいところです。どこがちがうのかを、理由まで確かめておきましょう。
まちがいThis song is love by many people.
正しい形This song is loved by many people.
be動詞のあとは過去分詞です。原形の love のままにはしません。
まちがいThe window broke by Tom.
正しい形The window was broken by Tom.
「割られた」という受動態なので、be動詞の was と過去分詞の broken が必要です。
まちがいEnglish is speaking in many countries.
正しい形English is spoken in many countries.
「話されている」は受動態なので、ing形ではなく過去分詞の spoken を使います。
ミニ確認問題
ここまで読んだ内容が身についているか、その場で確かめられる短い問題です。
These cakes ( ) ( ) by my sister. (make を使って「姉によって作られました」)
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答え:were made
These cakes は複数で、過去のことなので were です。make の過去分詞は made になります。
次の文を受動態にしましょう。 Shakespeare wrote this play.
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答え:This play was written by Shakespeare.
目的語の this play を主語にし、wrote を was written に変えます。もとの主語は by のあとへ移します。
( ) this bridge built ten years ago?
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答え:Was
受動態の疑問文は be動詞を前に出します。主語が1つで過去のことなので Was です。
覚え方のコツ
- 不規則動詞の過去分詞を覚えているかが、そのまま点になります。write - wrote - written のように過去形と過去分詞がちがう語から先に確認しましょう。
- 書きかえは「目的語を前に出す → be動詞 + 過去分詞 → by」の3手順です。声に出して言えるようにしておくと本番で迷いません。
収録している問題
中学3年・受動態/67問
- 問題の形式
- 空所補充 29問選択問題 21問並べかえ 17問
- 難易度
- 基礎 21問標準 32問応用 14問
目標点を選ぶと、基礎・標準・応用の割合を変えて出題します。 解いたあとは、学習記録から単元ごとの正答率とまちがえた問題を確認できます。