語彙

中1英語「語彙」の問題・定期テスト対策

語彙の要点を、例文とよくある間違いから確かめます。読んだあとは、そのまま60問の演習に進めます。

語彙とは

語彙は、どの単元にも共通してきく土台です。文法の形が正しく書けても、使う単語を知らなければ文はつくれません。

中1で出てくるのは、身のまわりの名詞(book, desk, apple)、よく使う動詞(go, run, have)、様子を表す形容詞(big, new, happy)、そして曜日・数・色・家族を表す語です。数はそれほど多くありませんが、これから3年間くり返し使う語ばかりです。

このページでは単語そのものを並べるのではなく、「どう覚えると忘れないか」を扱います。覚え方をまちがえると、単語テストでは書けるのに文の中では使えない、という状態になりやすいためです。

定期テストで理解しておきたいポイント

英語と日本語を1対1で結ばない

「book = 本」のように1語ずつ覚えると、文の中で出てきたときに意味が取れないことがあります。単語は使われ方とセットで覚えます。

たとえば have は「持っている」と覚えがちですが、have breakfast(朝食を食べる)、have a dog(犬を飼っている)のように、うしろに来る語で意味が変わります。

新しい単語に出会ったら、その単語だけをノートに書き写すのではなく、出てきた文ごと書き写すようにします。

  • I have a new bike.

    わたしは新しい自転車を持っています。

    ものについて使うと「持っている」。

  • I have breakfast at seven.

    わたしは7時に朝食を食べます。

    食事について使うと「食べる」。同じ have でも意味が変わります。

品詞を見て、文のどこで使う語かを決める

名詞は「もの・人の名前」で、a や the が付いたり複数形になったりします。動詞は「する・である」を表し、主語のあとに来ます。形容詞は「どんな」を表し、名詞の前や be動詞のあとに来ます。

同じ意味でも品詞がちがえば置く場所が変わります。cook は「料理する」という動詞にも、「料理人」という名詞にもなります。

単語を覚えるときに、名詞・動詞・形容詞のどれなのかも一緒に覚えておくと、並べかえ問題で迷わなくなります。

  • My mother cooks dinner every day.

    わたしの母は毎日夕食を作ります。

    動詞としての cook。主語のあとに来ています。

  • My uncle is a good cook.

    わたしのおじは料理が上手です。

    名詞としての cook。a が付いて「料理人」の意味になります。

熟語は2語以上でひとかたまりにして覚える

look at(〜を見る)、look for(〜をさがす)のように、動詞と前置詞が組になって1つの意味をつくる言い方があります。

look だけを「見る」と覚えていると、look for が出てきたときに意味を取りちがえます。at や for まで含めて1語のつもりで覚えます。

in front of(〜の前に)、next to(〜のとなりに)のような場所を表す熟語も同じです。バラバラに訳さず、まとまりで覚えます。

  • Look at the blackboard.

    黒板を見なさい。

    look at で「〜を見る」。

  • I'm looking for my key.

    わたしはかぎをさがしています。

    look for で「〜をさがす」。at との1語のちがいで意味が変わります。

  • The post office is next to the bank.

    郵便局は銀行のとなりにあります。

    next to で「〜のとなりに」。

つづりは音のまとまりで覚える

1文字ずつ順番に覚えようとすると、長い語で必ず止まります。音のかたまりで区切って覚えます。

Wednesday なら Wed - nes - day、beautiful なら beau - ti - ful のように分けて、口に出しながら書きます。

曜日や月の名前は必ず大文字で始めます。日本語には大文字・小文字の区別がないので、書き忘れが起こりやすいところです。

  • We have music class on Wednesday.

    わたしたちは水曜日に音楽の授業があります。

    曜日は文の途中でも大文字で始めます。

反対の意味の語はペアで覚える

big と small、old と new、long と short のように、反対の意味を持つ語は2つ並べて覚えると記憶に残ります。

片方を思い出せば、もう片方も一緒に出てくるようになります。単語カードを作るときも、表に片方、裏に反対語を書くと効率が上がります。

反対語をたずねる問題は中1のテストでよく出るので、そのまま得点につながります。

  • This bag is big, but that one is small.

    このかばんは大きいですが、あれは小さいです。

    big と small を1つの文で対比しています。

よくある間違い

テストで減点されやすいところです。どこがちがうのかを、理由まで確かめておきましょう。

  • まちがいPlease look the picture.

    正しい形Please look at the picture.

    look は「目を向ける」という動作なので、見る対象を言うときは at が必要です。look と at をひとかたまりで覚えていないと、at が抜けてしまいます。

  • まちがいI listen music every day.

    正しい形I listen to music every day.

    listen も to とセットで「〜を聞く」という意味になります。日本語の「音楽を聞く」につられて to を落とさないようにします。

  • まちがいI have a breakfast at seven.

    正しい形I have breakfast at seven.

    breakfast / lunch / dinner のような食事を表す語には a を付けません。名詞だから a が要る、と機械的に考えないところがポイントです。

  • まちがいMy aunt is a cooker at a hotel.

    正しい形My aunt is a cook at a hotel.

    「料理人」は cook です。cooker は料理をするための器具を指す語なので、人には使えません。動詞に er を付ければ人を表す、とは限りません。

  • まちがいShe can play the tennis.

    正しい形She can play tennis.

    スポーツの名前には the を付けません。play the piano のように the が付くのは楽器のときです。play のうしろが何かで使い分けます。

ミニ確認問題

ここまで読んだ内容が身についているか、その場で確かめられる短い問題です。

  • 「金曜日」を表す語を、正しいつづりで書きましょう。

    答えを見る

    答え:Friday

    曜日を表す語なので、文の途中でも最初の文字は大文字の F にします。Fri - day と区切って覚えると書きやすくなります。

  • I'm looking ( ) my notebook. (〜をさがしている)

    答えを見る

    答え:for

    look for で「〜をさがす」です。look at(〜を見る)と1語しかちがわないので、意味とセットで区別します。

  • 次の語と反対の意味を表す語を書きましょう。 long

    答えを見る

    答え:short

    long(長い)の反対は short(短い)です。反対語はペアで覚えておくと、片方から思い出せます。

覚え方のコツ

  • 覚えた単語は、必ず自分で1文つくって使ってみます。文の中で一度使った語は、単語帳で10回見た語より記憶に残ります。
  • 単語テストの前だけまとめて覚えるのではなく、1日10語を毎日くり返すほうが定着します。前日に覚えた語をもう一度見てから、新しい語に進みましょう。
  • つづりを覚えるときは、目で見るだけでなく声に出して書きます。音・手の動き・見た目の3つで覚えると、思い出す手がかりが増えます。
  • 教科書の本文に出てきた単語は、その文ごとノートに写しておきます。テストでは同じ場面の語がそのまま問われることが多いからです。
この単元の問題を解く他の単元もまとめて対策する

収録している問題

中学1年・語彙/60問

問題の形式
選択問題 28問空所補充 22問並べかえ 10問
難易度
基礎 24問標準 25問応用 11問

目標点を選ぶと、基礎・標準・応用の割合を変えて出題します。 解いたあとは、学習記録から単元ごとの正答率とまちがえた問題を確認できます。

中1英語の他の単元