中1英語「命令文」の問題・定期テスト対策
命令文の要点を、例文とよくある間違いから確かめます。読んだあとは、そのまま36問の演習に進めます。
命令文とは
命令文は、相手に「〜しなさい」「〜してください」と伝える文です。目の前の相手に言う文なので、主語の you を書きません。
主語がないぶん、文は動詞の原形から始まります。ふつうの文なら I や You で始まるところが、いきなり動詞で始まるのが命令文の目印です。
この単元では、「〜しなさい」の形、「〜してはいけません」の否定形、そして「〜しましょう」と相手をさそう Let's の形をまとめて学びます。形がよく似ているので、意味のちがいを押さえることが大切です。
定期テストで理解しておきたいポイント
動詞の原形で文を始める
「〜しなさい」と言うときは、主語を書かずに動詞の原形から始めます。
三人称単数の s や、過去形にはしません。どんな場面でも原形のままです。
please を付けると、ていねいな言い方になります。文の最初に置いても、文の終わりに置いてもかまいません。終わりに置くときは、その前にコンマを入れます。
Open the door, please.
ドアを開けてください。
主語を書かず、動詞 open で文を始めます。
Please wash your hands before lunch.
昼食の前に手を洗ってください。
please を文頭に置いた形です。
be動詞の命令文は Be で始める
「静かにしなさい」のように、様子や状態を言うときは be動詞の命令文になります。
be動詞の原形は be なので、Are でも Is でもなく Be で文を始めます。ここはまちがえやすいところです。
Be quiet.(静かにしなさい)、Be careful.(気をつけなさい)、Be kind to others.(他の人に親切にしなさい)などがよく出ます。
Be quiet, please.
静かにしてください。
Are ではなく、原形の Be を使います。
Be careful. The floor is wet.
気をつけて。ゆかがぬれています。
「〜してはいけない」は Don't を前に置く
禁止を表すときは、命令文の前に Don't を置きます。そのうしろの動詞は原形のままです。
be動詞の文でも同じで、Don't be 〜 の形になります。Not be や Aren't とはしません。
主語がない文なので、Doesn't は使いません。相手が何人でも Don't のままです。
Don't run in the classroom.
教室で走ってはいけません。
Don't のうしろは原形の run。
Don't be late for school.
学校に遅れてはいけません。
be動詞の否定の命令文は Don't be 〜。
Let's は「いっしょに〜しよう」とさそう言い方
Let's のうしろに動詞の原形を続けると、「(いっしょに)〜しましょう」という意味になります。
命令文は相手にさせる言い方ですが、Let's は自分も加わる言い方です。ここが大きなちがいです。
さそわれたときは、Yes, let's.(そうしましょう)や Sounds good.(いいですね)のように答えます。
Let's play tennis after school.
放課後にテニスをしましょう。
Let's のうしろも動詞の原形です。
Let's go to the library. — Yes, let's.
図書館へ行きましょう。— そうしましょう。
よくある間違い
テストで減点されやすいところです。どこがちがうのかを、理由まで確かめておきましょう。
まちがいPlease to close the window.
正しい形Please close the window.
命令文は動詞の原形で始めるので、to は要りません。ていねいにしたいときは please を足すだけで、動詞の形は変えません。
まちがいAre quiet in the library.
正しい形Be quiet in the library.
命令文は動詞の原形で始めます。be動詞の原形は be なので、Are ではなく Be を使います。
まちがいDon't runs in the hallway.
正しい形Don't run in the hallway.
Don't のうしろは必ず動詞の原形です。s を付けた runs にはしません。
まちがいNot be noisy here.
正しい形Don't be noisy here.
「〜してはいけない」は Don't で始めます。not を単独で文頭に置く形はありません。
まちがいLet's playing soccer.
正しい形Let's play soccer.
Let's のうしろも動詞の原形です。ing 形は続けられません。
ミニ確認問題
ここまで読んだ内容が身についているか、その場で確かめられる短い問題です。
( ) this book. It is very interesting. (読みなさい)
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答え:Read
命令文なので主語を書かず、動詞の原形 read で始めます。
( ) ( ) afraid. I'm here with you. (こわがらないで)
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答え:Don't be
be動詞の否定の命令文です。Don't のうしろに原形の be を続けて Don't be 〜 とします。
次の文を「〜しましょう」とさそう文に変えましょう。 We eat lunch in the park.
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答え:Let's eat lunch in the park.
主語 We を取り、文の最初に Let's を置きます。動詞は原形の eat のままです。
覚え方のコツ
- 命令文かどうかは、文のいちばん前を見れば分かります。主語がなくいきなり動詞なら命令文、Don't なら禁止、Let's ならさそいです。この3つを見分ける練習から始めましょう。
- Be を使う命令文は出題されやすいわりに書けない人が多いところです。Be quiet. / Be careful. / Be kind. を、そのまま口に出せるようにしておくと確実に点になります。
- 命令文は場面とセットで覚えると忘れません。教室の掲示や標識を思いうかべながら、Don't run. や Be quiet. を書いてみるとよいでしょう。
収録している問題
中学1年・命令文/36問
- 問題の形式
- 空所補充 15問並べかえ 11問選択問題 10問
- 難易度
- 基礎 15問標準 14問応用 7問
目標点を選ぶと、基礎・標準・応用の割合を変えて出題します。 解いたあとは、学習記録から単元ごとの正答率とまちがえた問題を確認できます。