中1英語「代名詞」の問題・定期テスト対策
代名詞の要点を、例文とよくある間違いから確かめます。読んだあとは、そのまま48問の演習に進めます。
代名詞とは
代名詞は、一度出てきた人やものをくり返さずに言いかえるための語です。「ケンは」「ケンの」「ケンを」を、he / his / him と言い分けます。
日本語では「ケンは」「ケンの」「ケンを」のように、名前のうしろに付く「は・の・を」で役わりを表します。英語には「は・の・を」にあたる語がないので、代名詞そのものの形を変えて役わりを示します。
覚えるべき形は「主格・所有格・目的格・所有代名詞」の4つです。数は多く見えますが、文のどこに置かれているかで形は決まるので、置き場所とセットで覚えると迷わなくなります。
定期テストで理解しておきたいポイント
文の主語になるのが主格(〜は・〜が)
I / you / he / she / it / we / they が主格です。文のいちばん前に来て、「だれが」を表します。
主語が変われば、そのあとの be動詞や動詞の形も変わります。he や she のときは、一般動詞に s が付くことにも注意します。
前に出てきた名前を受けるときは、男性なら he、女性なら she、人以外なら it を使います。
Ken is my friend. He plays the guitar.
ケンはわたしの友だちです。彼はギターをひきます。
2文目の He は Ken を受けています。
This is my bag. It is very light.
これはわたしのかばんです。それはとても軽いです。
人以外を受けるときは it。
名詞の前に置くのが所有格(〜の)
my / your / his / her / its / our / their が所有格です。「だれの」を表し、必ずうしろに名詞が続きます。
所有格だけで文を終えることはできません。my と言ったら、そのあとに book などの名詞が必要です。
his は所有格と所有代名詞が同じ形なので、うしろに名詞があるかどうかで見分けます。
This is my book.
これはわたしの本です。
my のうしろに book が続いています。
Their house is near the station.
彼らの家は駅の近くにあります。
their + house で「彼らの家」。
動詞や前置詞のうしろに来るのが目的格(〜を・〜に)
me / you / him / her / it / us / them が目的格です。「だれを」「だれに」を表します。
help や know などの動詞のうしろ、with や for などの前置詞のうしろは、必ず目的格になります。
主格と目的格を取りちがえると、文の意味が反対になってしまいます。動詞より前か、うしろかで判断します。
Please help him.
彼を手伝ってください。
動詞 help のうしろなので he ではなく him。
I went to the movies with them.
わたしは彼らと映画に行きました。
前置詞 with のうしろなので they ではなく them。
1語で「〜のもの」を表すのが所有代名詞
mine / yours / his / hers / ours / theirs が所有代名詞です。「所有格 + 名詞」をまとめて1語にした形だと考えます。
my bag を1語で言うと mine、her bag を1語で言うと hers になります。うしろに名詞は付きません。
Whose is this? のように「だれのもの?」とたずねられたときの答えでよく使われます。
That bag is hers.
あのかばんは彼女のものです。
her bag を1語にした形が hers。
Whose pen is this? — It's mine.
これはだれのペンですか。— わたしのものです。
答えでは my ではなく mine を使います。
よくある間違い
テストで減点されやすいところです。どこがちがうのかを、理由まで確かめておきましょう。
まちがいThis is me bag.
正しい形This is my bag.
名詞 bag の前に置いて「わたしの」を表すのは所有格の my です。me は目的格なので、名詞の前には置けません。
まちがいPlease help he.
正しい形Please help him.
動詞 help のうしろは「だれを」にあたる目的格です。主格の he ではなく him を使います。
まちがいThat bike is her.
正しい形That bike is hers.
「彼女のもの」と1語で言うときは所有代名詞の hers です。her はうしろに名詞が必要な所有格なので、ここでは使えません。
まちがいHim is my brother.
正しい形He is my brother.
文の主語になるのは主格です。目的格の him を文のいちばん前に置くことはできません。
まちがいKen and me are in the same club.
正しい形Ken and I are in the same club.
「ケンとわたしは」は文の主語なので、主格の I を使います。and でつながれていても、主語であることは変わりません。
ミニ確認問題
ここまで読んだ内容が身についているか、その場で確かめられる短い問題です。
This is ( ) camera. (彼の)
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答え:his
名詞 camera の前なので所有格です。「彼の」は his になります。
I know ( ) very well. (彼女を)
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答え:her
動詞 know のうしろなので目的格です。「彼女を」は her です。所有格と同じ形なので、置き場所で見分けます。
下線部を1語で言いかえましょう。 These books are our books.
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答え:These books are ours.
「所有格 our + 名詞 books」をまとめて1語にすると ours になります。
覚え方のコツ
- I - my - me - mine のように、1人分を横に4つ並べて声に出して覚えます。バラバラに覚えるより、順番で言えるようにするほうが速く思い出せます。
- 問題を解くときは、かっこの前とうしろを見ます。うしろに名詞があれば所有格、動詞や前置詞のうしろなら目的格、文のいちばん前なら主格です。
- her と his は複数の役わりを持つので特に注意します。her はうしろに名詞があれば「彼女の」、なければ「彼女を」と判断します。
収録している問題
中学1年・代名詞/48問
- 問題の形式
- 空所補充 21問選択問題 15問並べかえ 12問
- 難易度
- 基礎 18問標準 20問応用 10問
目標点を選ぶと、基礎・標準・応用の割合を変えて出題します。 解いたあとは、学習記録から単元ごとの正答率とまちがえた問題を確認できます。