中2英語「語彙」の問題・定期テスト対策
語彙の要点を、例文とよくある間違いから確かめます。読んだあとは、そのまま60問の演習に進めます。
語彙とは
中2の語彙は、中1のような「ものの名前を覚える」段階から、「似た語を使い分ける」段階に変わります。覚える量よりも、使い分けの正確さが問われるようになります。
この単元の問題も、不規則動詞の過去形、動詞や形容詞の意味、そして文脈に合う語を選ぶ問題が中心です。文の意味を読み取ったうえで語を選ぶ力が必要になります。
もう1つの変化は熟語です。be good at や be interested in のように、be動詞・形容詞・前置詞がひとかたまりで意味をつくる言い方が増えます。ここは形ごと覚えるしかありません。
定期テストで理解しておきたいポイント
動詞は活用までふくめて1語として覚える
中2では過去の文を大量に書くので、原形の意味だけ覚えていても使えません。原形と過去形をセットにして初めて、その語を覚えたことになります。
特に注意したいのが、過去形が別の単語と同じつづりになる語です。left は leave(去る・置いていく)の過去形ですが、「左」という意味の語でもあります。saw も see の過去形と、「のこぎり」という名詞の両方があります。
read は原形と過去形のつづりが同じで、読み方だけが変わります。文の中の時を表す語句を見て、どちらの意味かを決めます。
He left his umbrella on the train.
彼は電車にかさを置き忘れました。
この left は leave の過去形で、「左」ではありません。
I read this book last week.
わたしは先週この本を読みました。
last week があるので過去形。つづりは同じでも「レッド」と読みます。
日本語では同じでも、英語では使い分ける語がある
「見る」にあたる語は3つあります。see は自然に目に入ること、look は自分から目を向けること、watch は動くものをじっと見続けることです。テレビやスポーツには watch を使います。
「聞く」も2つあります。hear は音が聞こえてくること、listen は自分から耳をかたむけることです。listen は to とセットで使います。
「言う」にあたる語も使い分けます。tell は「人に伝える」ので、うしろに人が来ます。say は内容を言うだけで、人を直接うしろに置けません。
borrow は「借りる」、lend は「貸す」で、向きが反対です。どちらが動いているのかを考えて選びます。
I watched a soccer game on TV last night.
わたしは昨夜テレビでサッカーの試合を見ました。
動いているものを見続けるので watch。
Can I borrow your eraser? — Sure, I'll lend you mine.
消しゴムを借りてもいいですか。— いいですよ、わたしのを貸します。
借りる側が borrow、貸す側が lend。
熟語は形ごとおぼえる
be good at(〜が得意だ)、be interested in(〜に興味がある)、be afraid of(〜をこわがる)のように、be動詞 + 形容詞 + 前置詞でひとまとまりの意味になる言い方があります。
この形で大切なのは、前置詞のうしろに動詞を続けるときは ing 形にすることです。前置詞のうしろには名詞のはたらきをする語しか置けないためです。
take care of(〜の世話をする)、look forward to(〜を楽しみにする)のように、動詞から始まる熟語も増えます。どの前置詞と組むかまで覚えます。
My sister is good at playing the violin.
わたしの姉はバイオリンをひくのが得意です。
at のうしろなので play ではなく playing。
I'm interested in Japanese history.
わたしは日本の歴史に興味があります。
interesting ではなく interested を使います。
文脈から語を選ぶときは、前後の手がかりを探す
語を選ぶ問題では、空所だけを見ても決まりません。前後に必ず手がかりがあります。
うしろに来ている語を見ます。to があれば listen や go、at があれば look、of があれば afraid というように、前置詞は語を絞りこむ強い手がかりです。
文全体の場面も手がかりです。「うるさいから」と書いてあれば close、「暗いから」と書いてあれば turn on、というように、理由の部分から答えが決まることがよくあります。
It's getting dark. Please turn on the light.
暗くなってきました。明かりをつけてください。
前の文の「暗い」が、turn on を選ぶ手がかりになります。
よくある間違い
テストで減点されやすいところです。どこがちがうのかを、理由まで確かめておきましょう。
まちがいI saw TV for two hours last night.
正しい形I watched TV for two hours last night.
テレビのように動く画面を見続けるときは watch を使います。see は「自然に目に入る」語なので、この場面には合いません。
まちがいHe said me about his trip to Okinawa.
正しい形He told me about his trip to Okinawa.
say のうしろに「人」を直接置くことはできません。「人に伝える」と言うときは tell を使い、tell + 人 の語順にします。
まちがいI borrowed him my bike yesterday.
正しい形I lent him my bike yesterday.
自分のものを相手に渡したのだから「貸した」です。borrow は自分が借りる側のときに使う語なので、向きが逆になっています。
まちがいI'm interesting in science.
正しい形I'm interested in science.
「わたしが興味を持っている」と言うときは interested です。interesting は「(それが)おもしろい」と、ものの側を説明する語になります。
まちがいI bringed my lunch to school today.
正しい形I brought my lunch to school today.
bring は不規則動詞なので ed は付きません。過去形は brought です。意味だけでなく活用も一緒に覚えておく必要があります。
ミニ確認問題
ここまで読んだ内容が身についているか、その場で確かめられる短い問題です。
teach の過去形を書きましょう。
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答え:taught
teach は不規則動詞で、過去形は taught です。catch - caught と同じ変化の仲間としてまとめて覚えられます。
My brother is good ( ) cooking. (〜が得意だ)
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答え:at
be good at で「〜が得意だ」という熟語です。at は前置詞なので、うしろの動詞は cooking と ing 形になっています。
( ) に入るのは see と watch のどちらですか。 I want to ( ) the baseball game this Sunday.
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答え:watch
試合のように動くものをじっと見続けるときは watch です。see は「目に入る」という意味なので、試合を観戦する場面には合いません。
覚え方のコツ
- 不規則動詞は表を眺めるだけでは覚えられません。「原形 - 過去形」を声に出して言い、そのうえで過去形を使った短い文を1つ書く、という順番で練習しましょう。
- 使い分けが必要な語は、2つ並べて1枚のカードにします。see / watch、hear / listen、borrow / lend、say / tell のように対にしておくと、どちらを選ぶかで迷わなくなります。
- 熟語を覚えるときは前置詞まで声に出します。「be good at」を1語のように続けて言うくせをつけると、前置詞だけ抜ける失点がなくなります。
- 文脈の問題は、答えを選んだあとに必ず文全体を読み返します。選んだ語を入れて意味が通るかを確かめるだけで、正答率がはっきり上がります。
収録している問題
中学2年・語彙/60問
- 問題の形式
- 選択問題 36問空所補充 24問
- 難易度
- 基礎 25問標準 27問応用 8問
目標点を選ぶと、基礎・標準・応用の割合を変えて出題します。 解いたあとは、学習記録から単元ごとの正答率とまちがえた問題を確認できます。